2022年 本年もよろしくお願い申し上げます
昨年は、町の状況に即した住民参画型の総合計画策定プロセス検討やオンラインでの町職員研修(与那国町)・大規模な土地利用転換計画(横浜市)・防火建築帯の将来ビジョンに係る活動支援(彦根市)・空き家活用計画(プロポーザル/徳之島町)・景観維持活動への貢献(品川区・新発田市・葛飾柴又)・産業再編を支援するまちづくり計画(三浦市)・空き家活用計画事例研究(辰野町・奄美群島)など、今ある価値を活かしながら次世代へ継承する仕事のご縁を多くいただきました。
住民参画や地域自治、エリアリノベーション、地域コミュニティと環境の保全など、多様で不確実な社会の中で、ひとり一人のやる気やモチベーションをいかに地域へつなげ、実現性・継続性を見据えた地域計画づくりに展開できるか。そして、地域計画の延長にある国土計画に思いを馳せ最良最適な解を模索してまいります。
【2022年の抱負】
◆まちひとこと総合計画室
・日本の多様な文化と歴史を大切にし、次世代へつなげられるよう、景観デザインや住民参画プログラムづくりなどの弊社のスキルと、有能な協力チームメンバーによる連携を活かした貢献を今一層推進します。
◆旅するうなぎのねどこ
・昨年から「多世代の趣味と好奇心の交流プラットフォーム」として、2015年から活動している品川宿を中心に「場所」にとらわれない活動に転換しました。今年もモノから始まる交流人口づくり(島マルシェ)や笑いでつながる地域づくり(落語会)をベースに活動しつつ、地方展開という新たな可能性を実現化に向けたいと思います。
◆NPO活動(あまみ空き家ラボ理事・新潟まちづくり学校理事)
・奄美群島の空き家の除去及び活用を地域及び国土の計画の両面からも考え、支援していきたいと思います。
・昨年から、日本のまちづくりをけん引する歴史ある「新潟まちづくり学校」に参画し、まちをフィールドにした生業や生きがいの場づくりに貢献していきたいと思います。
◆大学・研究・プライベート
・昨年、母校早稲田大学(芸術学校)は任期を満了し、新規にもう一つの母校武蔵野美術大学、継続で芝浦工業大学の非常勤講師を拝命されました。コロナ禍での大学教育の模索を引き続きして行います。
・琵琶湖疏水設計者曾祖父田邊朔郎の書斎「百石斎」保存活用プロジェクトへの参加を2024年に向けて継続します。
・プライベートでは昨年、遠州流茶道の庵号(工夫庵)をいただき、変わることの大切さ、変わらないことの尊さをかみしめ、今一層精進し、二地域拠点地(長野県辰野町)で鋭気を養いながら、全国とふるさと(品川)へのアプローチしていきたいと思います。
本年も皆さまのご多幸とご健康を祈念しつつ、引き続きよろしくお願い申し上げます。
~まち ひと こと をつなぐ~
有限会社田辺コンサルタント・グループ まちひとこと総合計画室 取締役 副社長 田邊寛子
〒140-0001 東京都品川区北品川2-7-22 生沼ビル404 E-mail:tanabe-hiroko(at)tanabe-consul.jp
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